裕子の小説置場☆
千葉の浦安に住むという巨大ネズミを探しに、旅に出た私……
『ネズミに会いに』を最初から読む
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千葉の浦安に住むという巨大ネズミを探しに、旅に出た私……
『ネズミに会いに』を最初から読む
「あそこがいいわ」
と、外灯に照らされた一本の木に、母は歩み寄った。
「吹き矢を一本ちょうだい」
木を見据えたまま、背後に立つ私に向って、開いた右手を差し出す母。
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