裕子の小説置場☆
千葉の浦安に住むという巨大ネズミを探しに、旅に出た私……
『ネズミに会いに』を最初から読む
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千葉の浦安に住むという巨大ネズミを探しに、旅に出た私……
『ネズミに会いに』を最初から読む
カオリが口を開いた。
「まさか、こうもあっさり、あの一撃を止めるとは……。 いったん、ここは刃を納めたほうが、よさそうね……。 もしあなたが、母の言っていた‘あの人’なら……そう簡単には、言うことを聞いてもらえないだろうから……」
そう言い終えると、構えを解き、出刃包丁を袖の中に引っ込めた。
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