裕子の小説置場☆
千葉の浦安に住むという巨大ネズミを探しに、旅に出た私……
『ネズミに会いに』を最初から読む
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千葉の浦安に住むという巨大ネズミを探しに、旅に出た私……
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大家さんはパイプをくゆらせながら、昔を懐かしむような目つきで、遠くの空を見つめていた。
「いま思えば、肉だ魚だと、なにをいがみ合ってたのかねぇ……。 毎日のように店先に出ては、牛刀と柳刃包丁で打ち合っていた。 まあ、それを目当てにお店に来てくれるお客さんも、少なからずいたんだけどね」
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