裕子の小説置場☆
千葉の浦安に住むという巨大ネズミを探しに、旅に出た私……
『ネズミに会いに』を最初から読む
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
千葉の浦安に住むという巨大ネズミを探しに、旅に出た私……
『ネズミに会いに』を最初から読む
「ちょっとかして」
と、母はもういちど手を差し出した。
――ゴソスケもそうだった。
目の前に拾ってきた宝物を置くものだから、てっきりくれるのかと思い、拾い上げると、こんどは大慌てで私の脚にすがりつき、返してくれるようブィブィ吼えるのだ。
PR
Post your Comment